本を住まわせる

あなたの「好き」は
何ですか?

「本棚を見れば、その人がわかる」とよく言われます。あなたが大切に読んできた本は、あなた自身の価値観であり、これまでの人生そのもの。HONKEは、そんなあなたの「好き」をそっと並べ、本を介して見知らぬ誰かと感性を交わし合うための場所です。

もしよろしければ、HONKEに住まわせる本には、手紙やメッセージを添えてみてください。「主人公の不器用さに共感した」「辛いときにこの言葉に救われた」といった、あなたの熱量やエピソードが添えるだけで、次に手に取る誰かにとっての大切なギフトに変わります。この場所では、本が持つ物語だけでなく、読み手の数だけ物語がどこまでも膨らんでいくんです。

そして、その想いは一方通行では終わりません。HONKEには交換ノートや付箋が置かれていて、あなたの本を読んだ人から感想やメッセージが届くことがあります。休日にふらりと立ち寄ったときなどに、棚の家主としてそのノートに返事を書いてもらえたらと思います。顔は見えなくても、文字を通じて確かに温度が伝わる。そんなゆるくて温かい繋がりが、この場所にはあります。

もしあなたが「読書会をやってみたい」などイベントに興味があれば、HONKEの立地を活かしてご自身のイベントを開くこともできます。本にまつわることだけでなく、ボードゲーム会や哲学対話など、あなたを表現するイベントであれば大歓迎です。過去には、書架主同士が合同で一箱古本市を開催したこともありました。

ひとつお伝えしておくと、昭和の香り漂う木造アパートゆえに、夏場の日中などはどうしてもエアコンが効きづらい日があります。そんな時は、涼しい時間を活かした「朝活」や「夜の催し」を考えてみるのはいかがでしょう。少しの不便さも面白がりながら、あなたの自由なアイデアでこの場所を一緒に盛り上げてください。

HONKEがあるのは、下北沢駅から世田谷代田へと続く、緑豊かな歩道の途中です。すぐ近くには「B&B」さんや「日記屋 月日」さん、「fuzkue」さんなど、素敵な本屋や読書空間が集まっています。

現在、この周辺はまちの再開発によって景色が大きく変わりつつあります。それでも、演劇や古着といったサブカルチャーが深く根付く下北沢の魅力は決して失われることなく、その変革の中で、新たな街の文化として「本」の輪も加わりました。

景色が変わりゆく街の転換期だからこそ、時代を超えて想いを繋いでくれる本という存在が、より一層輝きを増すのだと思っています。

街の景色が新しくなっていく一方で、HONKEは時代に流されることなく、昭和の面影を残すアパートと共にゆっくりと時間を刻んでいけたらと考えています。

ここは至れり尽くせりのサービスを提供する「お店」ではなく、本好きが集う「家」の延長線です。「お客様へのサービス」という概念はなく、使ったあとに少しだけ整えて帰るといった、みんなのささやかな思いやりで成り立っています。

それは、本を住まわせる「書架主」の皆様についても同じです。この空間を一緒に守り、盛り上げていく「参加者」であり、言うなればこの家を共に育てる「主(あるじ)」のおひとりだと思っています。

とはいえ、どうか難しく考えないでください。ふと立ち寄る本屋のような気楽な気持ちで、あなたの「好き」をこの家に住まわせてほしいのです。あなたのその一冊が加わることで、この家はきっと、もっと温かくて素敵な場所になるはずです。

日々の生活やSNSの中で、たくさんの情報や誰かの言葉に少し疲れてしまうことはありませんか。ここでは、無理に背伸びをする必要はありません。あなたは、あなたのままでいい。私たちはあなたの声が聞きたいし、この居場所を育てていくために、あなたのチカラを必要としています。

今こそ「何者かにならなきゃ」と急き立てられる日常から、少しだけ離れてみませんか。誰のジャッジも気にせず、ただ自分の好きなものを並べる。「自分は月に数冊しか読まないし…」と遠慮する必要もありません。あなたはあなた。ここには、本が好きな人のための優しい体験が待っています。

本の住まいの
選び方

HONKEでは、あなたが表現したい世界観の広さに合わせてプランをご用意しています。数冊から手軽に始められる小さな棚から、HONKEの顔としてたっぷりと想いを並べられる大きな棚まで、ご自身のスタイルに合わせてお選びいただけます。 

まずはぜひ一度ふらりと遊びに来ていただき、ご自身の本がどこに住まうのが一番心地よさそうか、実際の空間を眺めながらじっくりと検討してみてください。

本利用規約は、HONKE(以下、「当室」といいます)にて本棚を借りる「書架主」の皆様が、当室を利用し、イベント等を実施する際のお約束事項を定めたものです。

【HONKEの基本理念】
ここは「お店」ではなく「家」です

当室は、至れり尽くせりのサービスを提供するお店ではなく、本好きが集う「家の延長線」です。スタッフが常駐しない無人の空間だからこそ、次の方への思いやりで成り立っています。

書架主の皆様は、お客様ではなく、この居場所を共に創り上げる「運営メンバー」です。お互いに配慮し合いながら、この空間をより良く育てていきましょう。

第1条(書架主の契約プランと棚の場所)

  1. 書架主プランは以下の3種類から選択し、オンライン決済にてお支払いいただきます。
    ・ミニ棚プラン:月額2,480円
    ・標準棚プラン:月額3,200円
    ・プレミアム棚プラン:月額4,200円
    (※初回登録料5,500円。最低利用期間は3ヶ月となります)
  2. 当室では、冷蔵庫や電子レンジなど様々な場所が本棚になります。設置場所によっては、本への日焼け、シミ、においの付着などが発生する可能性がありますが、これらに関する補償はいたしかねます。貴重な本の設置はご自身の判断でお願いいたします。
  3. すでに埋まっている場所があるため、空いているスペースからご案内いたします。また、運営上の理由により棚の移動をお願いする場合がございます。

第2条(本の貸出と棚の管理ルール)

  1. 棚に置く本には、備え付けの「本の貸出カード」を挟み、「文庫名」「棚番号」「本のタイトルとメッセージ」をご記入ください。
  2. 貸出不可(館内閲覧のみ)の本には、貸出カードに「貸出不可のハンコ」を押してください。
  3. ご自身の棚には、文庫名と棚番号(黒色限定)を記入した「棚POP」を設置してください。

第3条(書架主の入室・無料利用特典)

書架主は、以下の特典をご利用いただけます。

  1. 本の補充・回収(無料): 営業時間内における、棚のメンテナンスを目的とした「30分程度」の短い入室は無料です。
  2. 月3回の無料利用特典: 月3回まで、1日無料で当室をご利用いただけます。ご自身の読書はもちろん、他の書架主が主催するイベントへの参加にもぜひご活用ください。(※利用時は公式LINEグループにて事前にお知らせください。翌月への繰越はできません)

第4条(イベント開催と貸切利用について)

書架主は、事前にLINEグループで申請・相談の上、「1日家主」としてイベントや販売活動を行うことができます。販売手数料はいただきませんが、来場者様には通常の入室料(1名500円)をお支払いいただきます。

  1. イベントの頻度と時間帯の配慮: イベント開催は「月1回程度」を基本としますが、ご提案があればご相談可能です。夏場は日中のエアコンが効きづらいため、快適な「朝活」や「平日夜」の開催もご検討ください。
  2. 貸切利用に関する配慮: 貸切利用も可能ですが、貸切日が増えると一般の方が利用しづらくなってしまいます。そのため、貸切が必須ではない規模の催しであれば「通常利用の範囲内(他の方も入室できる状態)」で開催するなど、皆様が気持ちよく使えるようご配慮をお願いいたします。

第5条(利用時間の柔軟な相談と夜間の注意点)

当室の基本営業時間は6:00〜21:00ですが、事前にご相談いただければルールの枠を超えた柔軟な利用が可能です。

  1. オールナイト等の許可: 申請により、早朝や深夜のイベント開催も可能です。ただし、当室は宿泊施設ではないため、法令遵守の観点から「室内での宿泊・就寝」は固くお断りいたします。
  2. 夜間キーの注意点: 21:00を過ぎると一般用電子キーは機能せず、書架主用キーのみが動作します。夜間利用時は、予期せぬ締め出しトラブルを防ぐため、外出時は必ず1名を室内に残すなど十分にご注意ください。

第6条(居場所を維持するための「運営ドネーション」のお願い)

一般利用は「約3時間500円」を基準としていますが、書架主の皆様のイベントや長期滞在時には、この制限を設けておりません。

一方で、長時間のイベント開催は当室の光熱費などの維持費用に直結いたします。決して強制ではございませんが、長く空間を使用される際などに、この居場所を存続させるための「運営ドネーション(応援チップ)」として、貯金箱やオンライン決済よりお気持ちを添えていただけますと大変助かります。

第7条(退室時のルール:次の方への思いやり)

無人運営の当室を守るため、退室時は以下の4点を必ず徹底してください。

  1. すべての窓の戸締まり
  2. 照明およびエアコンの完全消灯(電源オフ)
  3. ゴミの各自持ち帰り
  4. 次の方のための簡単な清掃・整理整頓

【規約の適用範囲について】

なお、当室の営業時間、過ごし方、禁止事項、損害賠償、および免責事項等の基本的なルールについては、別途定める「HONKE 利用規約(1日利用者向け)」の各条項がすべて書架主にも適用されるものとします。

附則: 2026年6月1日 改定 「HONKE」運営事務局

あなたの想いを
お待ちしております

ご興味をお持ちいただけましたら、まずは下部のフォームへお進みいただき、必要事項をお送りください。棚の空き状況やご応募いただいた内容を拝見し、ご案内が可能な方にのみ、こちらからご連絡を差し上げております。